「DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C」の4章〜6章まで読んだ

目次

概要

「DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C」の後半。
前半はこちら。

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第4章 Conents

3Cのひとつ、「Contents」。コンテンツとは、ブログやPodcast、電子書籍といったようなオリジナルコンテンツや、過去に公開したスライドやセミナーなどの動画も含んでいます。そのコンテンツを活用して、どの層の開発者にどうして欲しいのか、それをどうやって達成したと見なすかどうかのKPIの立て方を紹介しています。

マーケティングをかじったことがある人だと、なんとなく聞いた事があることです。「開発者向け」という括りで書いているものの、大きく変わったようには思えませんでした。

その中でも文中に取り上げられられていた、「エンパシーチャート」というライティング技法は気になりました。やり方はシートに沿って内容を書いて話を組み立てていく方法ですが、やったことがなかったのでちゃんレンジしてみたいです。

自分の気持ちを文章化するツール4種で楽に文章作成(第3回) | 次々に読まれる文章とは? | Web担当者Forum https://webtan.impress.co.jp/e/2017/06/15/25695

第5章 Comminity

最後の「C」は「Community」。勉強会やユーザーグループといった、コミュニティの立ち上げ方から、KPIの設計までをまとめられています。コミュニティは運営側で見ることがほとんどなかったので参考になりました。

とくにKPI設計。アウトプット数やconpass、Doorkeeperにグループ登録している人など、いくつかの指標となりうるものを挙げられていたのですが、その中でも「新規参加者の割合」が印象的でした。新規参加者が少ないということは、常連だけでコミュニティが運営されていて、成長が止まってしまっているということ。言われてみないと気付きませんね。

第6章 DevRelの実践と効果検証

本の最後は「実際のところ」が多く書かれた内容でした。エバンジェリストとして活動してきた筆者の葛藤や、DevRelを魔法の杖と誤解されてしまう苦悩、ROIを出しても外部要因が大きいためあまりあてにならないため、指標の一つとして捉えるようにと書かれていました。

「インフルエンサー」についても触れていました。単純に「インフルエンサー=フォロワー数」ということではなく、エンジニアに行動を誘発する力を持っていたり、専門知識や技術力を持つなどの条件を明示しているところになるほどと思わされました。

ノベルティをいただいたら、製品についての話を聴こう

読み終わった後は、自分がやりたいと思ってることにどこか使えるところがないかと考えてみましたが、、、まだ見つけられていません。

とはいえ、オフラインイベントなどでノベルティなどをいただく際は、もうちょっと紹介している製品については聴いてみたくなりましたね。どんな製品なのかはもちろん、どういう形で普及活動を広げようとしているのかとか、マーケティングの参考になりそうですね。

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