目次
概要
「エンジニア」と一言で言っても、実はその実態は様々な姿を持っています。
この様々な姿があるからこそ、「エンジニア」をバックグランドに活躍している方々は自分の身の振り方を迷うことが多いのではないかと推察しています。
私もそのような迷いを持っていた状況から、現在はエンジニアリングマネージャーを務めるに至っています。
わたし自身と私のチームの相棒がどのような身の振り方をしてきたか、その中でどのようなことを実施してきたかを、組織の考え方の型にはめた形で振り返ってみます。
これまで実施してきたことが再現性の高いものとなるよう、状況も含めて詳細にお伝えできるように考えています。
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20200213/session/2405/
スピーカー
- 萩原 北斗[うるる]
- NSS事業ブ開発課課長
- アプリからオフショア開発→・・・エンジニアリングマネジャー
スライド
Togetter
デブサミ2020【14-C-7】Hackが好きなエンジニアが組織をHackしてみる考えと実践を経てきたヒストリー #devsumiC #devsumi – Togetter
内容
- うるる
- CGS事業
- クラウドソーシング事業
- BPO事業
- NJSS 入札情報速報サービス
- 官公庁や自治体から工事冴える年間100万件の入札情報を保持
- 本編
- エンジニアたるもの組織作りもエンジニアリングしよう
- マネジメント業務をやっているが、なんだかもやもやしがなら過ごしている
- マネジメント業務やリーダー業務をやりはじめた
- キャリア戦略としてマネジメント・・・
- きっかけと面白さ
- グロースハック
- 2013年頃流行した言葉
- 登壇者の所属してたサービスでもグロースハック
- やったこと
- 仮説検証
- 仕組み
- 施策を振り返り
- 自ら作った仕組みがゆーざに影響を与える実感を持てたのが楽しかった
- やったこと
- グロースハック
- Hackの定義
- Hackの意味に込めること
- 構造における隙間をしること
- 構造を知る
- 隙間に入りこむ
- 構造の隙間を埋めること
- 構造における隙間をしること
- 含めないこと
- ライフハック・グロースハックといった言葉のような小技的なことは扱わない
- Hackの意味に込めること
- 組織をハックするという考えに至った経緯
- マネジメントの仕事を通した苦悩
- 仕事による成果は「目の前の人が喜ぶこと?」
- 不確実性の高いものを相手にするので不安が大きい
- 課題の抽象度が高く、本質を捉えるのが大変
- 成果もわかりにくい
- なんかわかりにくい
- →開発業務でやってきたことをそのままマネジメントに取り込んでみよう
- 試みたこと
- 見えないものを見えるようにする
- 構造を理解した上で隙間に入りこむ
- 改修すべき箇所に変更を実装する
- マネジメントの仕事を通した苦悩
- 具体的な取り組み
- 機能する組織を作っていく
- 背景
- メンバーの大幅増
- トラウマでマネジメントで経験をしていて大きく不安を感じる
- 「何からやっていくべきか」
- 相棒であるもう1名のマネージャーがどんどん色んなことを実施していく
- 構造を理解するためにやってみたこと
- 機能する組織とは?
- 組織に必要な3要素(チェスターバーナード)に当てはめた
- 共通の目的
- 共同の意欲
- コミュニケーション
- 見えてきた隙間
- プロジェクトが増えるがチームとしての協働が必要
- 人数が増え、コミュニケーションの希薄化
- 透明性の担保
- 心理的安全性の担保
- チームとして共通の目的は追い続けたい
- 組織に必要な3要素(チェスターバーナード)に当てはめた
- 隙間を埋める
- 組織の方針を定める/見直す
- 共通の目的
- 自分たちの行動指針を自分たちで作る
- 協働の意欲
- コミュニケーション
-
- 左:方針
- 右:行動指針
- チームメンバーにひとりづつアウトプット
- これによって自己開示が出た
- 組織の方針を定める/見直す
- もう一人のエンジニアがやってたこと
- 思いつきでやっていると思ってたが、それぞれの経験に裏打ちされた根拠がある
- 組織の成功循環モデルという構造から考えても説明できる
- 成果
- 大幅にメンバー増員が入ってきたのが1年前
- エンゲージメントサーベイでは一般企業では70であるものの、当時は60ぐらい
- 方針を定め直した結果80ぐらいまで上昇
- 機能する組織とは?
- 背景
- エンジニア組織を会社の武器にしていく
- 背景
- 経営レイヤーに技術畑がすくなくどうにかしたいという会話があった
- 過去横串の開発組織の責任者をやってた
- 責任者なので今後の開発組織のあるべき姿を考えて行くことを考えた
- 色々考えた
- 自社事業を持っている会社でのエンジニアの存在価値ってなんだ?
- ユーザーに価値をとどけるプロダクトづくりの役割のひとつでしかない
- 構造を理解する
- プロダクトマネジメントトライアングルに当てはめる
- プロダクトマネジメントトライアングルにおける不在役割を摺り合わせる
- 見えてきたこと
- 役割を全体的に
- ・・・
- 隙間を埋める
- プロダクトトライアングルにたいする不在役割の埋め方を摺り合わせる
- その中で個人のキャリア戦略をプロットする
- 不在の役割を埋めようとする際、採用難易度は非常に高いので育成していくように設計しようとしている
- 官僚型組織における役割と関連整理と分掌についても入り込みたいが道半ば
- 背景
- 終わりに
- エンジニアたるもの
- 組織作りもエンジニアリングしよう
- 自らの得意な開発業務と同じように考えて見る
- 構造をしり隙間に入り込むという考え方をすると、しんどさが減る
- 自らの好きな分野に持ち囲んで考えると楽しい
- エンジニアたるもの
- 余談
- 見えないものを見えるようにするクライテリア思考
- 見えないものを見えるようにする考え方
- 構造を理解することに繋がる考え方
- とりあえず書き出して明文化すると、隙間の認識あわせもやりやすい
- 新卒エンジニアの育成戦略の例
- プロダクト開発組織において押さえておくべきポイントの例
- 参考:クライテリア思考で組織を正確に見ようとしてきた話 – Qiita
- 見えないものを見えるようにするクライテリア思考
- 機能する組織を作っていく
- エンジニアたるもの組織作りもエンジニアリングしよう
感想
- 色んな考え方のフレームワークにあてはめて、課題を浮き彫りにしていくというのは考えたことがなかったのでとても新鮮に感じた
- こういうフレームワークってどうやって見つけてくるのか疑問が残った
- このセッションを通してだけじゃなく、2日間で出てきたフレームワークは一旦まとめてみたいな